クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)で線画抽出してアニメ塗り

イラスト

お疲れさまです

RainGearの杏です.

 

今日はアナログ(鉛筆)で描いた線画をスキャナで取り込んでCLIP STUDIO PAINT(以下クリスタ)で色を塗ってみます.

クリスタは線画抽出やアニメ塗りの機能が,高性能かつ豊富なので,これだけでアニメ制作が出来なくなくもないと思われます.

 

環境

CLIP STUDIO PAINT PRO

適当なスキャナ

 

線画スキャン

線画は鉛筆で行いました.

 

線画の注意点は,

途切れの無い繋がった線:バケツツールで塗ったとき,色が漏れてしまいます.

かすれが無い濃い線:薄い線は,スキャンや線画抽出のときに線が消えてしまいます.

とは言っても,クリスタは多少線が途切れていても,漏れないように補正してくれる機能があります.

こいうソフトの方がどんどん高性能になって,人間が楽できるようになってくれると助かりまつねぇ…

 

線画の修正/調整

スキャンで取り込んだ線はゴミが付いていたり,薄い迷い線などの,余計な線まで取り込んでしまっています.

まず「レベル補正」してみます.

編集=>色補正=>レベル補正を実行します.

つまみを動かして,線と紙(の白い面)のコントラストをハッキリさせます.

このあとの処理で,画像の”白さ”を透明度に変換するので,中途半端な灰色などの部分が無いようにします.

レベル補正機能に関する技術的なことは,ググってください.(私もよく分かりません)

参考ページ(http://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/color/8342.html)

 

 

線画抽出

編集=>輝度を透明度に変換

を選択すると,ピクセルの白さが透明度に変換されます.

これによって線画(黒いピクセル)だけが不透明になります.

下にレイヤーを作って描写してみると,透過されていることが分かります.

ちなみに「輝度を透明度に変換」機能を実行すると,自動的にグレースケールになるみたいです.色トレスみたいなことには使えなさそうです.

 

ごみ取り

細かい黒い点などが残っている場合

フィルター=>線画修正=>ごみ取り

を実行します.

鼻などの,点のみで描写しているパーツが消えないように,注意しながら値を調整します.

フィルターで消せなかったゴミは,消しゴムツールで手動で消します.

 

2値化

さらにバケツ塗りに適した線画にするには2値化を行います.

編集=>色補正=>2値化

を実行します.

これによって,線画が中途半端な色のピクセルの無い,完全な線画or透明ピクセルの画像になります.

後から試した感じ,『2値化』=>『輝度を透明度に変換』でも,十分な気がしてきました…用途や状況に応じて,一番意図した線画になるフィルターを選べばよいと思われます.

 

塗り(バケツツール)

上記の『線画抽出』の処理が上手くいくと,バケツツールでポチポチするだけで色を流し込むことが出来ます.ペンでチマチマと塗る必要がなくなります.

隙間閉じの値を高めに設定すると,線画に隙間があっても色が漏れ出しません.

その他の設定も,良い感じに効率よく塗れる設定にすます.

今回のようなアニメ塗り向けの線画は2値化されているので.アンチエイリアスのチェックを外します.

 

まず髪を塗ります.

塗っていて気付いたのですが,バケツツールってクリックしたまま別の領域までドラッグすると,そのまま塗れるんですね.

それでもまだ細かい塗り残しがあります.毛先などは線が密集しているので,こまごまとした隙間ができてしまって塗りにくいです.

 

塗り残し部分に塗る

バケツツール(クリック)では塗りにくい部分は,バケツツールのサブツールの『塗り残し部分に塗る』という機能を使います.

『塗り残し部分に塗る』機能は,ブラシのように塗り残した部分を塗ると,設定中の色で隙間を塗りつぶしてくれます.

 

影を塗る

今回は,髪,肌などごとにレイヤーを分けて塗っているため

レイヤーの『透明ピクセルをロック』を設定することでバケツで塗りこんだ範囲からはみ出さないでブラシなどで色を塗ることができます.

 

ジャギーを取る

線画も塗りも,色塗りの効率化のためにアンチエイリアスがかかっていない,ジャギーの目立つ画像になっています.

スムージング機能を使ってジャギーを取ります.

レイヤータブで右クリックして『表示レイヤーのコピーを結合』を実行すると,表示されているキャンパスの状態のレイヤーが新規に作成されます.

このレイヤーに対して

フィルター=>ぼかし=>スムージング

を実行します.

微妙ですが,線画と塗りの境界線がなじんで,ピクセル感が無くなりました,

 

完成

書き出しを行って完成です.

神崎美月さん誕生日おめでとうございます。

 

 

 

研究

ここからは,実用的かは謎ですが

クリスタの機能などを試してみます.

 

線幅修正

フィルター=>線画修正=>線幅修正

線画抽出(輝度を透明度に変換)をしたうえで,このフィルターを適応すると,線画を太くしたり細くしたりできます.

細くする機能では,線が消えてしまったりしますが,『1ピクセルの線を残す」にチェックを付けると最小でも1ピクセル以下の細さにはならなくなります.よりテレビアニメ的な線画になりますが,本来の線画のニュアンスは消えてしまう可能性があります.

 

 

 

 

 

 

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